「街で見かけるあの青いボトルのロゴ、おしゃれだけど実はどこの国のブランドか知らない……」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
サードウェーブコーヒーの先駆者として、日本でも圧倒的な存在感を放つブルーボトルコーヒー。実は、そのルーツを辿ると、単なる「アメリカ発のカフェ」という言葉だけでは片付けられない、おどろきの歴史とこだわりが隠されています。
「なぜ、わざわざ不便な場所に1号店を作ったのか?」 「なぜ、他のカフェチェーンとは一線を画すほど熱狂的に支持されているのか?」
「サードウェーブコーヒー」の先駆けとして知られるブルーボトルコーヒー。その洗練されたデザインやロゴは日本でもお馴染みですが、意外と正確なルーツは知られていないものです。
この記事では、「ブルーボトルコーヒーはどこの国のブランド?」という疑問を解決するだけでなく、その発祥から人気の秘密、そして気になる評判まで詳しく解説します。
ブルーボトルコーヒーはどこの国のブランド?
ブルーボトルコーヒーは、アメリカ合衆国で誕生したコーヒーブランドです。現在はネスレグループの傘下に入っていますが、その精神やスタイルは自由で創造的なカリフォルニアの文化を色濃く反映しています。
かつてクラリネット奏者だったジェームス・フリーマン氏が、商業主義的なコーヒーではなく、本当に美味しい一杯を提供したいという情熱からスタートさせました。
ブルーボトルコーヒーの由来

この印象的なブランド名は、1683年にヨーロッパで初めて開かれたコーヒーハウス「青いボトルの店(The Blue Bottle)」に由来しています。
当時のウィーンで、コルシツキーという人物がトルコ軍から奪ったコーヒー豆を使い、ヨーロッパにコーヒー文化を広めたという歴史的なエピソードに、創業者のジェームス氏が感銘を受けたことがきっかけです。伝統を重んじつつも、常に新しい文化の先駆者でありたいという願いが、この名前に込められています。
ブルーボトルコーヒー本店
創業の地であり、本店とも呼べる場所は、アメリカ・カリフォルニア州オークランドにあります。2002年、当初は店舗すら持たず、自宅のガレージで焙煎した豆を地元のファーマーズマーケットで販売することから始まりました。
現在では世界中に100店舗以上を展開していますが、原点であるオークランドの空気感は、今でもブランドのミニマルな店舗設計やサービス哲学の根幹として息づいています。
ブルーボトルコーヒーの社長
創業者のジェームス・フリーマン氏が長年牽引してきましたが、2021年にはカール・ミューラー氏がCEO(最高経営責任者)に就任しました。
経営陣が変わっても、ブルーボトルコーヒーが大切にしている「ゲスト一人ひとりに最高の体験を届ける」というミッションに変わりはありません。徹底した品質管理とサステナビリティ(持続可能性)への取り組みを強化し、単なるカフェの枠を超えたライフスタイルブランドとしての価値を追求し続けています。
ブルーボトルコーヒーの海外拠点は日本が最初!
ブルーボトルコーヒーにとって、日本は特別な国です。なぜなら、2015年に進出した日本は、彼らにとって初めての海外進出先だったからです。
創業者のジェームス氏は日本の喫茶店文化、特にネルドリップで丁寧に淹れる職人技を深く愛しており、その美学を取り入れるために日本を最初の海外拠点に選びました。この進出は当時の日本に「サードウェーブコーヒー」という言葉を定着させる大きなきっかけとなりました。
ブルーボトルコーヒー 日本1号店

日本での記念すべき1号店は、2015年2月6日にオープンした「清澄白河フラッグシップカフェ」です。
なぜ渋谷や表参道ではなく清澄白河だったのか。それは、焙煎機を設置するための高い天井や広々とした空間を確保でき、かつアメリカ・オークランドの雰囲気に近い「落ち着いた下町の空気」が流れていたためです。現在もこの店舗は、日本のブルーボトルコーヒーの聖地として、多くのファンが訪れる場所となっています。
ブルーボトルコーヒーの日本の店舗
1号店のオープン以来、日本国内では東京都内を中心に、横浜、京都、大阪、神戸、福岡、名古屋、札幌など主要都市へ着実に店舗網を広げています。
2024年現在、国内の店舗数は20店舗を超えており、各地域の歴史的建造物を活用したデザインや、公園と一体化した店舗など、その土地に合わせたユニークな空間作りが特徴です。どこの店舗へ行っても、注文を受けてから1杯ずつ丁寧にハンドドリップするスタイルは一貫されています。

ブルーボトルコーヒーがどこの国でも愛される魅力

ブルーボトルコーヒーが世界中で支持される理由は、単に「おしゃれだから」だけではありません。そこには、コーヒーの味を極限まで追求する姿勢と、徹底したこだわりがあります。
ここでは、その人気の裏側にある具体的な理由や、利用者の本音に迫ります。
ブルーボトルコーヒーはなぜ人気?
最大の理由は、圧倒的な「フレッシュさ」へのこだわりです。ブルーボトルコーヒーでは、焙煎してから48時間以内の新鮮な豆のみを販売・提供することを基本ルールとしています。
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注文を受けてから豆を挽き、丁寧にドリップする体験価値
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一切の無駄を省いた、Appleを彷彿とさせる洗練された店舗デザイン
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バリスタとの適度な距離感が生み出す心地よいコミュニケーション
これらの要素が組み合わさることで、単なる飲料の提供にとどまらない「体験型」のサービスとして確立されています。
ブルーボトルコーヒーの海外店舗
アメリカと日本以外にも、アジア圏を中心にグローバルな展開を加速させています。具体的には韓国、上海、香港といった都市で非常に高い人気を誇っています。
特にアジア圏では、日本と同様に「丁寧な暮らし」や「本物志向」を求める層が増えており、各都市のランドマーク的な場所にスタイリッシュな店舗を構えることで、ブランドの象徴的な地位を築いています。
ブルーボトルコーヒーはまずい?
SNSやネット上では、一部で「まずい」という声が見られることがあります。これは、ブルーボトルコーヒーが採用している「ライトロースト(浅煎り)」の特性によるものが多いと考えられます。
多くの人が慣れ親しんでいるコーヒーは苦味が強い深煎りですが、ブルーボトルは豆本来のフルーティーな酸味を活かす焙煎を得意としています。
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デメリット:コーヒー=苦いものと思っている人には、酸っぱく感じてしまう。
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注意点:ミルクを加えるラテメニューを選べば、酸味が苦手な方でもマイルドに楽しめます。
ブルーボトルコーヒーの初心者の楽しみ方
初めてブルーボトルコーヒーを利用するなら、まずは王道の「ブレンド(ハンドドリップ)」か、濃厚な味わいの「ベラ・ドノヴァン」を注文することをおすすめします。

また、店舗で提供されるフードメニューの「リエージュ ワッフル」は、コーヒーとの相性を徹底的に考えて作られており、初心者の方には外せない組み合わせです。スタッフは非常に知識が豊富なので、「自分の好みの味(苦め、酸味がある、など)」を伝えて提案してもらうのが最も確実な楽しみ方です。
公式サイトで本場の味を体験

店舗が近くにないという方でも、公式オンラインストアを利用すれば、自宅で簡単にブルーボトルコーヒーの世界観を楽しむことが可能です。
オンラインストアでは、世界中から厳選された希少価値の高いスペシャルティコーヒー豆が販売されています。季節ごとのキャンペーンも充実しており、何より5,000円以上の注文で送料(通常送料550円〜)が無料になるのが大きなメリットです。
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