山善のスリム冷凍庫は霜取りは必要?電気代はどれくらい?口コミは?

家電製品

今は、冷凍食品はおいしそうなものがいっぱいでてますよね。

あれもこれも欲しくなってしまって、冷凍庫に入りきれない問題が多発しています。

そこで、今いくつかのメーカーが、セカンド冷凍庫を発売しています。

そのなかでも、山善のスリム冷凍庫は、省スペースながらも収納力が高く、セカンド冷凍庫として非常に人気があります。

その山善のスリム冷凍庫、霜取りは必要なのでしょうか。また、電気代はどれくらいなのでしょうか。

また、口コミはどうなっているのでしょうか。

 

山善のスリム冷凍庫 SU50、SU70、SU90

山善のスリム冷凍庫は、主な特徴は以下の通りです。

圧倒的なスリム設計

幅33.5cmという業界最小クラスの幅が最大の特徴です(2022年7月26日時点、山善調べ)。これにより、冷蔵庫の横やちょっとした隙間など、今まで諦めていたデッドスペースにも設置が可能です。新聞紙1枚分のスペースがあれば置ける、と表現されることもあります。


圧迫感が少ないため、キッチンだけでなく、リビングや寝室など、様々な場所に置いてもインテリアに馴染みやすいシンプルなデザインです。

スリムなのに大容量

見た目はスリムですが、50L、70L、90Lといった容量のモデルがあり、スーパーの買い物カゴ1杯~2杯分の冷凍食品を収納できます。


収納ケースは冷凍食品が縦にぴったり入るサイズに設計されており、前面がクリアになっているため中身が見やすく、探しやすいのが利点です。
仕切りは取り外し可能なので、高さのある食材も収納できます。

省エネ・静音設計

省エネ基準達成率125%を達成しており、電気代の負担を抑えられます。
運転音は35dB程度の静音設計で、リビングや寝室に置いても音が気になりにくいと評価されています。

使いやすさへの配慮

山善のスリム冷凍庫は、日常の使いやすさに特化しています。たとえば、温度調節が簡単にできるダイヤル式で、保存する食品に合わせて設定可能で、しかも、引き出し式の収納で、中身が見やすく整理しやすいです。さらに、省エネ設計で、電気代を抑えながら食品をしっかり保冷できるのも魅力的です。

温度調節はダイヤル式で、7段階の調整が可能です。使いやすい温度調節機能で食品に最適な保存状態を簡単に維持できます。

冷凍庫の後ろにはキャスターが付いており、本体を傾ければ比較的簡単に移動させることができます(中に物が入っていると移動しにくい場合もあります)。


天板は耐熱(100度)で耐荷重(30kg)があるため、電子レンジやケトルなどの家電を上に置くことも可能です。

主なモデル(SUシリーズ)

YF-SU50: 50L、3段引き出し
YF-SU70: 70L、4段引き出し
YF-SU90: 90L、5段引き出し

 

 

 

山善のスリム冷凍庫は、霜取りは必要?

山善のスリム冷凍庫 SU50、SU70、SU90 は、直冷式のため、霜取りが必要です。「ファン式」の冷凍庫であれば自動で霜取りを行うためお手入れの手間は省けますが、SUシリーズは直冷式であるため、霜取りが必要です。
 
霜取りは比較的簡単に行えるという声もあります。
 

霜取りが必要な場合、まず冷凍庫の中身を全て取り出し、冷凍庫を切って霜を溶かします。溶けた霜をタオルなどでふき取ると簡単です。

霜取りが必要な理由

山善のスリム冷凍庫 SU50、SU70、SU90は、冷却器が直接庫内を冷やす「直冷式」を採用しています。そのため、庫内の水分が冷気に触れることで霜が発生しやすくなります。霜が厚くなると冷却効率が落ち、余計な電気代がかかったり、庫内が狭くなる原因になるので、定期的に霜を取り除く必要があります。

霜取りの方法

取扱説明書によると、庫内やその周辺に霜が5mm~1cmほどついたら霜取りが必要とのことです。一般的な霜取りの手順は以下の通りです。

1.電源を抜く 安全のため、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。

2.庫内の食品を取り出す 冷凍庫内の食品を全て取り出し、別の場所に一時的に保管します。

3.ドアを開放する 冷凍庫のドアを開け、庫内の温度を上げて霜を溶かします。自然に溶けるのを待つ「自然式霜取り」です。

4.霜を取り除く 霜が柔らかくなったら、付属のヘラや柔らかい布などで優しく取り除きます。無理に剥がしたり、尖ったものでこすったりすると、庫内を傷つけたり故障の原因になるので注意してください。

5.水滴を拭き取る 霜が溶けてできた水滴を、柔らかい布でしっかり拭き取ります。

6.電源を差し込み、冷却運転を開始する 電源プラグをコンセントに差し込み、冷却運転を再開します。電源を抜いてから差し込む際は、冷却器に負担をかけないよう、5分以上経過してから差し込むようにしましょう。

7.食品を戻す 冷凍庫内が十分に冷えてから、取り出した食品を戻します。

 

SUシリーズはスリムで設置しやすいのが特長ですが、この霜取りの手間があります。

山善のスリム冷凍庫 SU50、SU70、SU90の電気代

山善のスリム冷凍庫SU50、SU70、SU90の年間電気代の目安は以下の通りです。
電力料金目安単価を31円/kWh(税込)として算出されています。

SU50 (50L): 約4,150円/年
年間消費電力量: 134kWh/年
SU70 (70L): 約4,900円/年
年間消費電力量: 158kWh/年
SU90 (90L): 約5,642円/年 (182kWh/年 × 31円/kWh で計算)
年間消費電力量: 182kWh/年

最新の年間消費電力量182kWhと31円/kWhで計算すると上記になります。

これらの電気代は目安であり、実際の使用状況(ドアの開閉頻度、庫内に入れるものの量、設置場所の室温など)や電力会社との契約プランによって変動します。

電気代 (円) = 年間消費電力量 (kWh) × 1kWhあたりの電気料金単価 (円/kWh)

 

山善のスリム冷凍庫 SU50、SU70、SU90の口コミ

山善のスリム冷凍庫SU50、SU70、SU90は、主にセカンド冷凍庫としての利用を想定されており、そのスリムなデザインと収納力が高く評価されています。一方で、直冷式であることによる霜取りの手間や、一部で品質に関する指摘も見られます。

良い口コミの特徴

「小さいのに冷凍食品や冷凍素材がたっぷり入る」「台所で邪魔にならず、上にも物が置けるので使いやすい」「音が静かで気にならない」「デッドスペースにぴったりハマった」「早く買えばよかったと思うほど便利」「霜取りは必要だが、それほど手間ではない」

スリムなデザインと設置性 「業界最小幅」を謳うだけあり、幅33.5cmと非常にスリムで、冷蔵庫と食器棚の隙間など、狭いスペースにも設置しやすいと好評です。
リビングや寝室に置いても邪魔にならないという声もあります。
後輪キャスターが付いているため、女性一人でも比較的楽に移動できる点が便利だとされています。
天板が耐熱仕様(耐荷重30kg、耐熱温度100℃)なので、電子レンジなどを上に置けるため、空間を有効活用できると好評です。

静音性 「音も静かで何の音もしないといっても過言ではない」「ほとんど気にならない」という声が多く、静音性が高く評価されています。

収納力 スリムながらも予想以上に大容量で、冷凍食品や冷凍食材をたっぷり収納できると好評です。
引き出し式で、中身が見やすく、取り出しやすいという意見が多く見られます。SU50は3段、SU70は4段、SU90は5段の引き出しで仕切られており、引き出し式なので整理整頓が簡単で、整理しやすいようです。

価格 比較的安価で購入できるため、コストパフォーマンスが良いという意見もあります。

手軽な温度調節 ダイヤル式で使いやすく、食品の保存に柔軟です。

省エネ設計 電気代を抑えながらも高性能な保冷力です。

 

悪い口コミの特徴

容量制限 小型のため、たくさんの食品を保存したい場合には少し物足りないとの声もあります。

霜取りが必要(直冷式) これは製品の特性上避けられない点ですが、直冷式のため、定期的な霜取りが必要です。霜を放置すると、冷却効率が低下したり、庫内が狭くなるという不満の声もあります。
「霜がすぐついてしまうので、開けたらすぐ閉めるを徹底しなければならない」という声もあり、開閉の頻度が高いと霜が付きやすいようです。

品質に関する一部の指摘 SU70やSU90の一部ユーザーから、1年ほどで庫内にひび割れが発生したという報告があり、メーカーサポートの対応に不満を感じる声も散見されます。ただし、これは全ての製品で起こるわけではなく、個別の事例の可能性もあります。

ドアの開閉時に本体が動くことがある 本体が軽いこともあり、ドアを開ける際に本体が動いてしまうことがあるようです。

 

まとめ

山善のスリム冷凍庫SUシリーズは、そのスリムな設置性、静音性、そして見た目以上の収納力が大きな魅力です。セカンド冷凍庫として、買い置きや作り置きのニーズを満たすのに非常に役立つでしょう。

一方で、直冷式による霜取りの手間は避けられないため、この点を受け入れられるかどうかが購入の判断基準になります。また、稀に品質に関する不具合の報告もあるため、購入後も注意して使用し、何かあれば早めにサポートに連絡することが重要です。

全体的には、価格と機能のバランスが取れた、非常に人気のある製品と言えます。

 

 

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