炊きあがったごはんが、とにかく絶品! と評判の「魔法のかまどごはん」は、
アウトドア用品とか、防災用品といわれていますが、室内でも使えるのでしょうか?
また、新聞紙を使って、ごはんを炊くとのことですが、新聞紙以外でも炊けるのでしょうか?
「魔法のかまどごはん」は室内でも使える?
電気がなくても炊きたてごはん。タイガー魔法瓶創立100周年記念モデル「魔法のかまどごはん」
「魔法のかまどごはん」は、火を使う製品のため、室内での使用は推奨されていません。
なぜ室内での使用がダメなのでしょうか?
それは、燃焼時に煙が出るので、室内で使うと、煙がこもり、一酸化炭素中毒などの危険性があるからです。
火を使うため、火災のリスクも高まります。特に、カーテンや家具など燃えやすいものが近くにある場合は、火災の原因となる可能性があります。
製品自体が、屋内での使用を禁止する安全基準で製造されています。
庭やベランダなど、換気の良い場所で使用するのが理想です。
キャンプ場など、火の使用が許可されている場所で使用するのもおすすめです。
使用する際は、必ず換気の良い場所を選び、周囲に燃えやすいものがないことを確認しましょう。
火を使う際は、火傷や火災に十分注意し、子供の手の届かない場所で使いましょう。
「魔法のかまどごはん」は、アウトドアや災害時など、特別な状況下で非常に役立つ製品です。
室内での使用は避け、屋外で安全にご飯を炊きましょう。
「魔法のかまどごはん」は新聞紙以外でも炊けるの?
「魔法のかまどごはん」は、新聞紙以外の燃料を使用することはできません。
新聞紙1部(3合なら36ページ)を燃料にして、電気やガスを使わずに炊飯することができます。
「魔法のかまどごはん」は、2023年に被災時でも炊き立てのごはんが食べられる炊飯器として開発されました。
かまど部分の穴に新聞紙を入れて火をつける動作を左右交互に繰り返すことで、炊き立てのごはんが炊けます。
魔法のかまどごはんは、新聞紙を薪として使用します。
新聞紙を薪にする手順は次のとおりです。
新聞紙を半分に裂く
対角線で折る
端からクシャクシャと丸めて細長くする
二つ折りにして軽くねじる
新聞紙の薪は、かまど後方の煙の出口が煙突効果を生み出し、少ない薪で効率よく加熱します。また、かまどが放つ遠赤外線熱でムラなく均一に炊き上げることもできます。
「魔法のかまどごはん」の炊飯時間は、お米の量によって異なります。一般的には、以下の通りです。
1合: 約28分
2合: 約31分
3合: 約34分
4合: 約36分
5合: 約40分
炊飯時間の大まかな流れ
初期段階: 9分までは1分半ごとに新聞紙を投入し、火力を調整します。
火力上昇: 9分以降は1分ごとに新聞紙を投入し、火力を上げます。
蒸らし: 19分目の新聞紙投入後、10分蒸らします。
水分飛ばし: 29分に最後の蒸らし用新聞紙を投入し、余分な水分を飛ばします。
最終蒸らし: さらに5分蒸らして完成。
炊込みご飯の場合
炊込みご飯も炊飯可能です。ただし、具材の種類や量によって、炊き上がりの時間が多少変わる場合があります。
炊飯可能量は白米は1合から5合、炊込みは3合まです。
「魔法のかまどごはん」について
「魔法のかまどごはん」は、タイガー魔法瓶から発売されている、新聞紙を燃料にしてご飯を炊ける画期的な炊飯器です。
電気やガスを使わず、新聞紙さえあればどこでもご飯が炊けるため、アウトドアや防災グッズとしても注目されています。
新聞紙という身近なもので炊飯できるため、環境負荷を低減できます。
直火で炊くことで、お米本来の旨みを引き出し、ふっくらとした美味しいご飯が味わえます。
新聞紙の量と時間を調整するだけで、誰でも簡単に美味しく炊飯できます。